クリスマスでゲームをもらう日本人と家に帰ることを願うシリアの難民

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12月24日25日多くの日本人がクリスマスムードの街を楽しみ、家族や愛する
人と一緒に素晴らしい時間を過ごしたことでしょう。日本から遠く離れたヨー
ロッパでも同じように街はクリスマスムードに染まりました。有名なドイツの
クリスマスマーケットでは多くの人が楽しく買い物をしています。

しかしそんな華やかなヨーロッパのクリスマスを寒空の下で凍えながら過ごしている人々
が大勢いました。ISISやシリア内戦でシリアから脱出してきたシリア難民の人
々です。彼らはクリスマスにゲームやおもちゃではなく平和だった故郷に帰る
こと、平穏な家で過ごすことを求めています。ヨーロッパではドイツのメルケ
ル首相の先導の元多くの難民を受けいれましたが、難民の数が予想以上に多か
ったことで未だに受け入れきれずいる難民が大勢います。

また難民受け入れ増加によって国内でも様々な問題が発生し、
それによって国民と難民との対立が発生している国もあります。

困っている人がいたら助ける、それは当たり前で理想的なことでしょう。
多くの人が目の前の困っている人がいたら助けるでしょう。しかしそれによって
自分たちが問題に巻き込まれたら、その後も助け続けることはできるでしょうか。

私たちの住む日本も難民を受け入れるように国際社会から要請されています。
現状日本が難民指定している人は非常に少なくそのことは度々国際社会からの
批判の的になっています。日本は先進国として難民を受け入れるべきではあり
ますがそこには幾つも問題があります。
その一番大きな問題は国民の理解を得ることでしょう。

ですから、まず、このあたりの意識を改革するようなことから
スタートすべきことかもしれません。
理解を得られぬまま急な受け入れを行ってしまっては多くの反対にあり
今後継続的な難民支援を行うのは難しくなるでしょう。

シリアの問題を遠いどこかの国の問題として捉えるのではなく隣人の
危機と考えられるよう報道レベルから変えていく必要があります。

実際シリアではさまざまな問題が発生しています。
特にこのような厳しい状況下においてそのしわ寄せが来るのが
社会的に弱い立場である女性や子供たちです。

たとえば、生まれてくる赤ちゃんに対するケアはどうなっているんでしょか?
母体がしっかりしていなければ健康な赤ちゃんは生まれませんし、
また過酷な衛生状態のもとで出産は上手くいくのでしょうか?
このように一番弱い立場に置かれているものの視点を通して
考えていく必要があるのではないでしょうか?

もちろん、早急な対応と長期的な目線での対応、そのバランスはかなり難しいですが
日本も判断をしなければならない時が来ています。
難民を受け入れても反発がない国へ、困っているに手を差し伸べられる国へ
日本もなってほしいです。