難民問題:今、ドイツで起こっていること。

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国を捨てて逃げなければいけないということが、どれだけつらいことか、
その経験はなくても想像することができます。

平和に暮らしている人がいるところに、ある日、空から爆弾が降ってくることなど、
あってはいけないことだと思います。

そんな状況を経験した彼らの覚悟たるや半端なものではありません。
だから、国境を越え押し寄せてくる様子はすさまじく、
受け入れる側に住む人たちも恐怖を覚えるのは当然だろうと思います。

なぜそう思うかと言うと、実は、しばらく前に、
久しぶりに主にドイツを目指す難民の人たちが経由する国に行く機会があり、
それを直に感じたからです。

子連れで行きましたが、公園で寝泊まりしている人たちが公園を占拠してしまい、
その地域の子供たちは公園で遊ぶことができなくなっていました。

また、大きなゴミ箱が近くにあるのに、
ぽいぽいとどこにでもごみを捨ててしまうので、周辺の環境も悪化していました。

安全な場所で見るニュースは、彼らのそういった実状を放送しません。
仕方ないでしょう。
人数が人数なのだから。住むところがないのだから。
彼らも必死なのだから。

それは関わりのないところにいるから言えることだと思います。
全ての人がそうだとは言いませんが、
一部の人の行動が全体の行動と見られてしまうとよく言います。

彼らのつらさを想像できるから、
もし彼らが通る土地への敬意がもう少しあればなと思わずにはいられません。

難民の人たちは知っているはずです。
住む人がいるのに敬意を払われない苦しみと辛さを。

それなのに、なぜそれを他の人に与えるのでしょうか。
直接、彼らと話す機会がない私たちは、彼らが抑圧されている、
幸せでないというニュースを多く聞くけれど、不幸なのは彼らだけなでしょうか。

受け入れ先の人たちもまた痛みを感じているのではないでしょうか。
難民の人が一番行きたいと思うドイツは、色々言っても、ヨーロッパの中では、
難民を受けている国です。

そんな国からも強い反発が出つつあるというのは、尋常なことではありません。
難民の人たちも幸せ、移民先に前からいる人たちも幸せという日が、
一日も早く来て欲しいものだと思います。