難民受け入れで対立する国家

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我々日本人にとって難民はあまり馴染みの深いものではありません。

ですが、ヨーロッパ諸国では非常に身近な問題であり、
そのせいもあってか難民を受け入れるべきか受け入れないべきか、
という点で国内が真っ二つに対立してしまうケースが存在しています。

その一例がドイツです。ドイツは特に反難民感情を持ち、
活動をする人達の一部をネオナチズムと呼んでいます。

そのネオナチズムは難民を受け入れようとしている人達に攻撃をしかけているそうです。
特に受け入れに積極的なドイツ赤十字に対する攻撃が過激で、
メンバーも怒りを表しています。

難民を受け入れて生活できる環境を提供することは人道的な行為であり、
推奨されてしかるべきものだとも私は思います。だからといって、
難民を受け入れられない人達の考えも理解できないわけではありません。

この前に起きたテロも難民の中に紛れ込んでテロリストが潜入していたということもあり、
難民が大きな危険を持って国へと侵入しているという観点も間違っていることではないでしょう。
町の治安を、自分達の生活を守りたい、
という意見が彼らのそもそもの原動力では存在しているのでしょう。

ただ、自分達の同胞を、難民を受け入れようとしている人達を
攻撃しようとするのは何事かと思います。

むしろ、難民が来たことを受けて攻撃的になる自国の人達によって治安が危
ぶまれているような状況に陥ってしまっているではありませんか。

シリアが怖くて逃げだした人も、結局ドイツに逃げてきた後も怖いままで
難民申請を取り消してしまうという事態も起きています。むしろ治安が悪
化しているように思います。このような攻撃的な抗議は良い状況に転じ
るはないでしょう。

むしろ、次のテロの標的になる場合も、新たな反感感情を高めてしまうばかりでしょう。
自分たちの行っている行動が、逆に自分達を追い込んでしまっている。
そのことに気が付けば、ネオナチズムという愚かな行為は収まって行くはずです。

そもそも、ナチズムは失敗した考えではありませんか。
それを思い出して、温厚な難民対策を打ち出して、
共生できるような環境を作り出してもらいたいものです。